天文・星好きのための blog

宇宙や星空の情報について紹介するブログ。

プラネタリウムの星空を撮影できる施設があります!

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石川県にある星の観察館「満天星」でプラネタリウムの星空を撮影できるそうです! 

 

どんな星空を撮影できるのかというと 

 

【具体例】

・好きな日時の星空
・生まれた日の星空
・南半球の星空
・星空と星座
・天の川
・オーロラ

 

など、色んなパターンができます!

 

開催日はHPに記載しているそうです!

予約はお電話のみです!ネットでは申込できません!

 

 

満天星のHP

http://mantenboshi.jp/event-privateplanetarium.html

表紙の画像:pixabay

【宇宙好きの方は必見】星座柄の万年筆

英国王室御用達の筆記具ブランドが販売している、星座柄の万年筆です。

 

PARKERは、宇宙好きなメーカーで、アポロの月面着陸を記念する商品など発表しています!

 

星図になっているので、星が好きな人とってはグッとくる絵柄です。

大人っぽいデザインなので、何年経っても使えると思います。

 

同じデザインのボールペンもあるみたいです。

 

 

商品を購入したい方はこちら↓

https://item.rakuten.co.jp/euro-style/p2074165/

 

PARKARについてもっとよく知りたい方は↓

https://www.parkerpen.com/ja_JP//world-of-parker-timeline#1969

 

【星空】ペガスス座を使った星座・星の探し方

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ペガスス座にある四辺形は、星を探すのにとても便利です。たくさんの星座や星が見つかるので、紹介したいと思います!

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矢印や星を線で結んだ方角に進むと見つかります!

 

赤:アンドロメダ座
橙:夏の大三角
黄:やぎ座
黄緑:いるか座
紫:みなみのうお座
水色:デネブカイトス
青緑:おひつじ座

 

やぎ座の方角に進む途中に、みずかめ座の三ツ矢マーク。
夏の大三角の方向を逆に進むとくじら座も見つけられます。

 

 

YouTubeで、星空や宇宙の情報について紹介しています。気になった方は、視聴して下さると嬉しいです。

天文サークルでプラネタリウムの展示をやっているところ〜関西編〜

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大学天文サークルで文化祭でプラネタリウムの展示をやっているところを紹介します。

 

今回は関西編です。パンデミックの影響で、プラネタリウムの展示をしないサークルもあるので注意!

 

プラネタリウムの星空を公開していないサークルが多いので、ない場合は、投影機やドームの写真の写真などを表示しています。

 

1.京都大学吉田キャンパス

6等星まではっきり見えて明るいです。

一等星は色がついていて綺麗です。

流星投影機や朝夕焼け投影機、銀河鉄道用など補助投影機がたくさんあって豪華です。

 

2.大阪大学豊中キャンパス

ドーム、投影機、上映シナリオは全て自作です。

部員全員で協力してプラネタリウムの展示をしているので、完成度も高いです。

星空の写真は非公開で紹介できませんが、実際に行ってみると、満天の星空を体験できるので、癒されますよ!

※屋外の投影なので悪天候の日は投影中止になるので気をつけて下さい

 

3.神戸大学六甲台キャンパス

※投影機と星空の写真は非公開

プラネタリウムは、全て自作で、解説内容も全て部員が製作します。

朝夕焼けの投影は関西で一番綺麗と言われています。

投影のシナリオは、かなり力を入れていて、まるでラノベを読むような恋愛物語や、昔の星空を旅をすると言った特殊な内容も多く、星が好きでマニアな人でも楽しめるようになっています!

 

4.兵庫県立大学

南半球までの満天の星空が鑑賞できます!

文化祭では、部員の家族や地域の人の遊びに来る感じで、ゆっくり楽しめます。

天文台の解説員さんのようにその日に見える星空などを紹介してくれます! 

 

5.大阪市立大学

投影、ドーム全て自作のプラネタリウムです!

シナリオも部員さんが全て考えて製作いるみたいです。

こちらも、文化祭では、部員の家族や地域の人が遊びにきている印象でゆっくりと楽しめると思います!

 

 

6.大阪教育大学

パンデミック以前では、プラネタリウムの解説を地域の方向けてやっていることが多く、対外向けに投影の経験回数は関西一!

将来、プラネタリウムの職員や天文関連の職に就きたい部員さんの中に、時々いらっしゃって、星への情熱を感じる部活だと思います。

 

7.奈良女子大学

現在、関西にある女子大学の中では唯一プラネタリウムがある部活です!

1度の投影で2名の解説を楽しめるようになっています! 

ドームの大きさの関係で、一度の対応人数が決まっているらしく、必ず観たい人は、早めに整理券を貰いに行くことをお勧めします!

 

次から私立大学の天文サークルの紹介です!

 

8.近畿大学

プラネタリウムは全て自作です!

解説は、部員によって全然違うので、面白いです。

パンデミック以前は、文化祭に向けて関西の中でも一番練習するみたいだと聞いたので、プラネタリウムに対して、愛を感じる内容になっています。

 

9.甲南大学

部員による自作のプラネタリウムです!

※ドームの写真は部員の顔が映っていたため、投影番組の写真になってしまい申し訳ありません

 

文化祭と西宮ガーデンズは対外向けで一般向けの人でも楽しめる内容になっています。

投影回数は他の大学に比べて多めだと思います。

 

※ドームの設営の様子は下記のリンクから

 

 

 

 

【最後に】

いかがでしょうでしょうか。

今回はプラネタリウム好き向けの内容でした。

好評でしたら、別の特集もやってみたいと思います。

 

筆者のSNSは下記に載せてあります。

こんな記事を書いて欲しいとか、何か気になることがありましたら、ご連絡お待ちしております。

 

オーロラをテーマにした講演会がオンラインで開催されるみたいです。

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京都大学で「歴史書に残るオーロラの記録と過去の太陽活動」についてのオンライン講演会が10/8(金)に行われます!

 

お申し込みは、こちらから

 

参加費は1000円

録画をする予定なので、アーカイブで配信も後から観れるようです!

 

チケットはPeatixで購入して下さい。

何か分からないことがあれば、お申し込みサイトの下部にスタッフの連絡先が載ってあるので、そこに連絡してください!

 

写真提供:Pixabay

国立天文台の特別公開イベントについて

2021年10月23日に、「三鷹・星と宇宙の日」が全面オンラインで開催されるようです!

 

ライブ配信で宇宙の研究の最前線のお話を聞くことができます。

 

配信内容は、「アルマ望遠鏡10年の軌跡」をテーマに3つの講演会があります。

講演会の後には、質問応答もでき、直接回答してくれます。

 

ライブ配信以外にも、質問コーナーや座談会などMitakaによる4D2Uドームシアター等を予定されているそうで、楽しめますよ!

 

 

今年は、パンデミックの影響により、距離が遠くて国立天文台に足を運べない方でもオンライン参加できるのが、すごく良いですね!

 

特設サイトはこちら

天文サークルの他大学交流会について

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パンデミックで、大学の天文サークルの活動は縮小しているようですが、他大学の天文サークルの交流会は今でも行われているのでしょうか。

 

今回は天文冬の陣について書かせて頂きます。

 

ここから先の記事は、個人的な話も含まれるので、不快に思った方はブラウザバックして頂いても構いません。

 

例年、全国の天文部の部員が天文冬の陣は、今年はオンライン開催になるみたいです。

 

流星冬の陣開催から、約33年。

日本流星研究会主催で、大阪で行われたのが、天文冬の陣のはじまりでした。流星界隈のハイアマチュアの学生さんがこぞって集まるというイメージですね。

 

今では、天文の趣味を全般とする若手の天文好きがこぞって約200名近くの人が、交流します。初期の頃のように、参加者が主体となって参加するものではなく、分科会など受け身のものが多いです。

 

2018年度には、大平技研の大平貴之氏による招待講演もあり、筆者も実際に参加しました。(冬の陣の講演会が復活したのは、ちょうどその年辺りでして)貴重なお話を楽しませて頂きました。

 

近年の分科会は、運営の大学の中から、写真研究や天文学プラネタリウムなどプレゼンの上手い人が選ばれて発表をしています。ちなみに、分科会は選択制になってます。

 

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【近年の冬の陣の現状】

・自分の「好き」をどのように楽しんでいるのかを交流を通じて、SNSの天文仲間達と共有するのが中心になっているように思えます。

 

・全国規模のイベントなのに、懇親会でしか交流できていない対して、物足りなさを個人的に感じています。

→せっかくコアな天文好きが集まっているのに、全員が協力して、成し遂げるのことが目立ってないのは、勿体ない!

 

・例えば、参加者の皆さんに任意でアンケートを取って調査するとかも良いかも知れません。(今から10年以上前は、そういう取り組みが実はありました)

・参加大学の中には、星景写真を得意としている部も多いので、協力し合って観測地マップを作ってみるのも面白そうです。

 

・参加人数が多過ぎるのも課題に感じます。

→参加人数の定員を100人前後ぐらいにして募集すれば、のんびりと楽しめそうだという意見を耳にすることがありました。

 

上記の記事は、筆者の個人的な見解ですので、数年前の参加者の全体意見だとは思わない欲しいです。

その時、その世代の参加者が、より多く楽しめるイベントになって欲しいと願っています。

 

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【補足】

ところで天文冬の陣は、プロの天文布教家の方が興味を注いでいるイベントでもあるみたいです。

以下に、今回の記事に参考した過去に冬の陣の運営を担当した方の報告書も載せておくので気になった方は目を通してみて下さい。

 

参考文献

https://tenkyo.net/kaiho/pdf/2009_11/2009-11-05.pdf

写真提供:Pixabay