天文・星好きのための blog

宇宙や星空の情報について紹介するブログ。

本日の星言葉 10月1日

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10月1日の誕生星は、みなみじゅうじ座のγ星、ガクルックスです。

 

星言葉は「神秘的なロマンティズム」です。

 

南半球の星空の中で、一際輝く南十字星の天辺にある星です。みなみじゅうじ座の中で唯一のオレンジ色の星で目立っています。

 

写真提供:写真AC

【天文】世界中で宇宙を観ようよ100時間

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世界中で宇宙を観ようよ100時間は、100時間かけて、世界中で星を眺めようというキャンペーンです。

 

期間は、10月1日の本日から4日間の100時間。

 

天文や星空が好きな人は、この期間、天文の知識を一般の人々と共有するようなイベントを開催しようというものです。

 

パンデミックの関係上、主催者には、オンラインでの参加を可能にするや、感染対策など工夫が求められます。

 

詳細については、以下のサイトより

https://sites.google.com/site/sekaiisseitenmoneventwg/100ha

 

写真引用:pixtabay

2021年10月の天文現象

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▷9日   10月りゅう座流星群極大 

▷13日 月面X 20時半頃

▷21日 オリオン座流星群が極大

▷30日 金星が東方最大離角

 

【10月りゅう座流星群

月明かりはなく夜空の状態は良いが、活動が弱まっているので、あまり数は期待できない。予想極大時刻は午前4時。

 

【月面X】

太陽光の量の加減で、月面にXの文字が浮き上がる現象。天気が良ければ予報時刻の前後30分は観察できる。

 

オリオン座流星群

月明かりがあるため、条件は悪い。予想極大時刻は、午後9時。深夜〜明け方までの観測がお勧め。1時間に1個流れたら良い程度。

 

【金星が東方最大離角】

宵の明星、金星が見かけ上太陽から東に向かって最も離れる。今年の最大離角前後の金星は、高度はあまり高くならず、東京でも24°しか高くならない。

 

以上です!

月面Xについて、YouTubeの動画で解説しているので、気になった方はご覧になって下さい!

 

 

▽参考サイト▽

https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2021/10-topics04.html

▽表紙の写真▽

https://pixabay.com/ja/images/search/

【宇宙好き必見】美しい宇宙モチーフの手帳があります

宇宙モチーフの美しい手帳を見つけたので紹介します。

銀河や彗星、宇宙や天体をテーマにした3パターンがあります。

 

切り取った美しい空を表紙にしたダイヤリーが10月始まりであるので興味がある方はどうぞ!

 

 

【オンラインショップ】

ロルバーンプラネットメモM・タイムラプス

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https://shop.delfonics.com/fs/delfonics/diaryall/120018

 

プラネタリウムは癒し?それとも学習?

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皆さんのはじめてのプラネタリウムとの出会いは、いつでしたか?

 

市町村によって違いますが、小学校高学年に、校外学習の一環として、プラネタリウム施設に来訪した方が多いと思います。自分もその一人でした。

 

プラネタリウムの解説内容は、確か夏の天の川にある織姫星と彦星の話です。

 

北天にある星座はギリシア神話が元になっているものが多いですが、小学生当時の自分にとっては、横文字が並んで難しく、なかなか話を覚えられない内容でした。

 

プラネタリウムで、初めて癒されたなぁと思ったのは、天文部の先輩がした秋の星座を使った完全オリジナルの創作の部活内での投影。

 

暗闇の中で聞くアニメや漫画のドラマCDのようなファンタジーで楽しめる内容でした。

 

そうしたプラネタリウム解説を物語投影と呼び親しまれました。

 

筆者は、天文部で活動している際、プラネタリウムの存在意義についてよく考えていました。

 

生涯学習の場として存在するべきなのは、古くからある素晴らしい考え方だと思います。でもそう決めつけてしまうのは、極端過ぎると思います。

 

こうあるべきだと考えている方に対して、違うから説得しようとは思いません。それはその方の個性の一つだからです。

 

天文部の学生同士でプラネタリウムについて考える集まりがあったようですが、パンデミックの影響で無くなってしまったのでしょうか。  

プラネタリウムの交流会としては、すごく良い場所のように感じましたが、もしも後継者がおらず、活動がなくなってしまったのなら、すごく残念に思えます。

 

ところで近年では、仕事や心労でお疲れ様な方が増えてきたということで、"癒しブーム"がプラネタリウム業界にもあるように感じます。

 

音楽コンサートや美しい映像や音楽を使った番組投影などが目立ってきていると思います。

 

「癒されて、かつ勉強になる」

"癒し"か、"学習"かという二者択一ではなく両方ともの要素があって良いと思うのです。

 

有名なアニメのキャラクターと一緒に学べる番組もあり、大人でも楽しめる内容のものがたくさんあるなぁと思いました。これこそ、癒しと学習の両者が混在する良い例だと思いました。

 

ずるずると長く書いてしまいましたが、一介のアマチュアの天文好きとして思うことをここに綴ってみました。

 

YouTubeにて、星空や宇宙の情報をプラネタリウムの番組風に発信しています。

 

チャンネルを始めたばかりで、コメントなど、視聴者様の反応はまだ見れていません。

この記事を読んで、もし気になった方はチャンネルに遊びに来て下さると嬉しいです!

 

【表紙の写真】

フリー画像・ブタペストのプラネタリウム

https://pixabay.com/ja/photos/

 

ふたご座流星群2021年について

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三大流星群の一つのふたご座流星群

12月14日に極大を迎えます。

今年の条件と流星観測のポイントについて、簡潔に、紹介します。

 

【2021年度の条件】

・半月より少し大きい月が深夜まで夜空にあるので、夜明け前に見るのがベスト!

→暗い夜空では1時間に40〜50個程肉眼で見られる。

※都会でも1時間に5〜10個運が良ければ、明るい流星が見れるかも!

 

【流星観測のポイント】

・視界が広く、周りに光源がない場所で15分から30分かけて見よう!

・立ったまま、上を向いていると疲れるのでレジャーシートを引いて眺めるのが良い。

・星空全体を満遍なく見渡すように観察!

→同じ場所ばかり見ていると、見逃してしまうので注意!

 

最後に、ふたご座流星群は、極大日前後の1週間は、数は減少しますが見ることができるので、時間がある時にじっくり見たい人は試してみて下さい!

 

YouTubeの動画で今年のふたご座流星群について約3分間で紹介しているので、気になった方はご覧下さい!

 

 

※表紙の写真は、当サイトの管理人が撮影しました。無断使用はお控え下さい。

星空の画家のゴッホ展が東京都美術館であります

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後期印象派の巨匠ゴッホはひまわり以外にも、実は、星空の絵を描くことで、有名です。

 

ゴッホの絵の最大の収集家、ヘレーネが設立したクレラー=ミュラー美術館からファン・ゴッホの絵画28点と素描・版画20点を東京都美術館で展示されます。

 

期間は、9月18日(土)〜12月12日(日)まで。

申込は、こちら

 

 

東京都美術館のホームページ 】

https://www.tobikan.jp/exhibition/2021_vangogh.html

【サムネの絵画について】

「夜のプロヴァンスの田舎道」
フィンセント・ファン・ゴッホ
クレラー=ミュラー美術館
(c)Kröller-Müller Museum, Otterlo, The Netherlands